冬のキャンプのテント。出来れば春~秋せめて、夏のキャンプとは気温がかなり違いますので予算があれば、冬のキャンプ用のテントが欲しい!!という方も多いでしょうか?
こんにちは!なつなこです。
今回は冬におすすめのテントで、オールシーズン対応のテントや冬のみに使うテントのおすすめを調べてみました☆
♣冬キャンプにおすすめのテント7選♣
冬キャンプにおすすめのテント。今回は2つのタイプのファミリー向け(もちろん、ご夫婦やグループキャンプにも)に絞ってみました☆
♦ツールームテント♦
ツールームテントとはその名の通り2つの部屋、ひとつのテントに寝室とリビングがあるテントの事です。寝室とリビングがきちんと幕内で仕切られているのがメリットです。ツールームテントは夏にも対応しているのでオールシーズン対応のテントですね☆
•コールマン ウェザーマスター(R)ワイド2ルーム コクーンⅡ
コールマン最大級のテント。このテントの最大の魅力は「ルーフのベンチレーション」本体天井部分についています。
そのルーフベンチレーションを開けると、「クリアルーフフライ」といって、家でいう天窓のようになっており、空が見える設計になっています。テント内から星空を眺めることが出来るというなんとも贅沢なテント☆
また、天井にベンチレーションがついているので、冬ストーブなど使用した時にきちんと喚起が出来るのも◎。そしてテント内に冷気をガードするための、すそのスカート。
逆を言えば温まったお部屋の空気も外へ逃がさない!そして、温度差による結露と湿気を防ぐ吊り下げ式のインナーテントなど沢山の工夫があります。
また、サイドウォールもついており、オールシーズン対応のテントです。
商品仕様
耐水圧:約3,000mm(フロア:約10,000mm)
定員:4~6人用
インナーサイズ:約360×240×195(h) cm
重量:約30.0kg 本体/約16.3kg ポール/約11.1kg 付属品/約2.6kg
材質:フライ/210D ポリエス テルオックスフォード(UVPRO、 PU防水、シームシール、テフロン撥水)
インナー/68Dポリエステルタフタ フロ ア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール、PVC補強)
ルーフ/75Dポリエステルタフタ (UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) ポール/(メイン、サポート、センターサイド)
アルミ合金約φ 19mm (センタールーフ)アルミ合金約φ16mm (ミドル)アルミ合金約φ14.5mm (キャノピー)スチール 約φ19mm、長さ180cm
仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、コード引き込み口、メッシュポケッ ト、ランタンフック
付属品:ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
引用元:コールマン公式HP
•小川キャンパル/ティエラ5-EX
小川のティエラ5-EXは、前面や側面上部にベンチレーターがあり通気性に優れたテントです!テント内から前室のベンチレーターの開閉が可能なので、冬の寒い時は閉め天気の良い時は開ける等し、喚起ができます。
最大のメリットは大型のメッシュパネルを搭載したことにより喚起機能を更に、向上させたテントなので、冬の暖房器具を使った場合でも喚起を充分にすること出来るのがポイントです。
また、防水性の高い生地が使用されており、張り出し用のポールが付属、両サイドから出入り可能など快適な移住空間を追求したテントです。後面側には6061アルミ合金ポールを装備しており強度があり、錆びにくいポールです。
そして、ライナーシートがついているので、テント内に取り付けると、天井に発生する結露が落ちてくるのを防いでくれます。
商品仕様
原産国:中国
重量:幕体約14.2kg、ポール約6.5kg
素材:フライ:ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、内幕:ポリエステルリップストップ、グランドシート:PVC(耐水圧10000mm以上)、ポール6061アルミ合金
パッキング:76×40×40cm
カラー:ブラウン/サンド/レッド
付属品:ライナーシート/セルフスタンディングテープ/張出ポール/スチールピン/張り綱/金鎚/収納袋
仕様:テフロン加工/UVカット加工/シームシール加工
引用元:Amazon
•小川ヴェレーロ5
ヴェレーロ5の最大のメリットは、前後と側面出入り口の4箇所が張り出し可能なので、サイトのレイアウトが自由に出来ることです。
先ほど紹介したティエラは両サイドからの出入りは可能ですが、張り出しはないので、ツールームで4個所張り出しがあるのはヴェレーロのみです。
メッシュパネルも8個所あり、全開に出来るので夏場も開放的に過ごせます。冬はもちろん喚起も十分できるのでテントの中でストーブを焚いて暖かく過ごせます。ティエラ5-EXにくらべてヴェレーロ5の方がリビングスペースが広く使えます。
冬のキャンプは幕内にいる時間が長いので、リビングの広さも重要ですね。
ヴェレーロはポールを先に組み立ててから、テントの幕をかぶせるので、ポールがテント内にある形となります。そのメリットとして雪などが降った場合、暖房で溶けた雪がポール部分に凍ってくっついて取るのに大変という事がありません。
そして中にポールがあるので、なにかと吊るせるのもメリットですね。
我が家はこのヴェレーロ5を購入しましたが、やはり区画サイトの場合どの方向でも出入り可能で、張り出しがあるのが決め手で、ストレスなく動けます♪
商品仕様
原産国:中国
重量:幕体/約12.8kg、ポール/約6.6kg
素材:フライ/ポリエステル210D及びポリエステル75D)耐水圧1800mm(、内幕/ポリエステル、グランドシート/ポリエステル210D)耐水圧1800mm(、ポール/6061及び7001アルミ合金
パッキング:80×38×36cm
付属品:ライナーシート、セルフスタンディングテープ、ペグ、ピン、張鋼、金づち、収納袋
機能:テフロン加工、UVカット加工、シームシール加工
5人用
引用元:Amazon
•スノーピーク トルテュPro.
スノーピーク定番のランドロックを一回り小さくしたテントです。メッシュが多いので冬場のストーブの喚起対策にも対応でき、夏場も涼しく過ごすことが出来るオールシーズン対応のテントです。
また、パネル(張り出し)をあげた時、サイドをカバーするサイドウォールも標準装備しています。
インナールームのサイドメッシュが開閉可能で、一番のポイントはインナーテントにいながら本体のメッシュ部分の開閉が出来ることです!!これは私も経験ありますが、わざわざ外へ出てメッシュ部分を開閉するのが意外と面倒なので、かなり便利かと思います。
冬キャンプでの移住性を考えると、次に紹介するランドロックの方が広く快適に過ごせそうですが、メンテナンスの面で、結露や雨などでテントが濡れた際乾かすのはコンパクトなトルテュPro.の方が楽ですね。
ご夫婦二人や少人数で冬キャンプへ行く方は、充分快適に過ごせそうですね。
商品仕様
材質:本体(フライ)/150Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム(ルーフ部)、150Dポリエステルオックス・PUコーーティング耐水圧1,800mmミニマム(ウォール部)・テフロン撥水加工・UVカット加工
インナーテント/68Dポリエステルリップストップ、ボトム/300DポリエステルオックスPUコーティング耐水圧10,000mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm・17.5mm・19mm)
セット内容:(フライ/インナーテント)、リッジポール、Aフレーム(×2)、センターフレーム(×2)、Cフレーム(×2)テントフレーム(×1)、アップライトポール(190cm×2)ジュラピンペグ(21cm×30)自在付ロープ(3.0m×4、2.5m×10、1.5m×2)
シームグリップ剤、ペグケース、フレームケース、本体キャリーバッグ、取扱説明書
収納ケースサイズ:本体キャリーバッグ/W78×D30×H34cm、フレームケース/W80×D20×H20cm
重量:28.0kg
カラー:グレー
引用元:Amazon
•スノーピーク ランドロック [6人用] TP-671R
トルテュPro.より大きいツールームテント。ファミリー向けで子供が大きくなっても広々と使えるテントです。インナーテントの高さも190cmあるので、男の人でも立ったままストレスなく着替えができます。
フライの品質も防水性、遮光性に優れています。シードルーフ(テントの屋根部分にかけるシート)を別で購入すると、結露防止になりとけた雪がポールに凍り付くことも防いでくれます。
スノーピークのテントのいいところは、1人で設営が出来るという事です。ランドロックもインナーテント中から、ベンチレーションの開閉が可能です。しかも電源コードの差し込み口があるので、電源サイトの場合ホットカーペットなどで幕内を暖かくでき快適に冬のキャンプが出来ますね。
トルテュPro.の方が一回り小さいのですが、総重量はランドロックの方が軽いです。そして先ほども述べましたが移住空間が広いので冬キャンプでは中で過ごすことが多いと思いますので、快適に過ごせること間違いないでしょう。
商品仕様
材質:本体/150Dポリエステルオックス、遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム(ルーフ部)、UVカット加工、テフロン撥水加工、150Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ウォール部)
UVカット加工、テフロン撥水加工、フレーム/A6061(φ19mm)、インナールーム/68Dポリエステルタフタ(ウォール)、210Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ボトム)
セット内容:本体、インナールーム、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)、センターフレーム、リッジポール、セーフティーベルト(×2)、ジュラピンペグ(21cm×29)、自在付ロープ(1.5m×2、2.5m×4、3.5m×6)、
シームグリップ剤、ペグケース、フレームキャリーバッグ、キャリーバッグ、コンプレッションベルト(×2)
収納ケースサイズ:キャリーバッグ/75×33×36(h)cm、フレームケース/72×17×22(h)cm
重量:22.0kg(付属品含む)
引用元:Amazon
♦ワンポールテント♦
ワンポールテント。こちらもその名の通りワンポールで設営できるテントです。春から秋にかけては、ドームテント&タープで外で過ごす時間を長く。。。冬はワンポールテントで寝室兼リビングとして土間スタイルでまったりと、中で過ごす。
夏ばも使えますがメッシュ部分が少なく他のテントより暑く、せっかくのワンポールテントを寝室だけで使うのは勿体ないので、最大限にワンポールテントの良さを実感する為に冬用テントとして使う事をおすすめします☆
•ノースイーグルツーシーンワンポールテント500
フルクローズ可能なメッシュパネルと前後に入り口があり、大型のベンチレーションもついているので、通気性に優れています。冬のキャンプでのストーブでの喚起やワンポールテントの弱点ともいえる夏の暑さにも、こちらのテントは対応できそうです。
フライシートにはUVカット素材を使用しています。
寝室はハーフインナーで土間と分けることも可能ですし、インナーテントを使用せず広く使っても良いですね。ただ、コットを入れると狭くなりそうなのですが、コットを使わなければ大人4人でも対応できそうです。
商品仕様
素材:フライシート/75DポリエステルタフタUV(耐水圧1500mm)、インナー/68Dポリエステル、フロア/210Dポリエステルオックス(耐水圧3000mm)、ポール/径32mmスチール
本体サイズ:約540×540×330cm
インナーサイズ:約500×297×250cm
収納サイズ:約69×25×25cm
重量:約12.7kg
付属品:ABSペグ18本、自在付きロープ8本、ハンマー1本、収納ケース
引用元:Amazon
•小川ピルツ19
ワンポールテントの王道、小川のピルツ!
ピルツの良いところは、スカートの部分を内側に巻き込む仕様となっており、この内側に巻き込むことで雨の侵入を防いでくれます。ほとんどのテントはスカート部分が外側へだすか、付いていなかったりなので、このテントのメリットの1つといえますね。
ピルツは天井部分が開くので薪ストーブを幕内で焚く事が出来ます。その他に室内換気に必要なベンチレーターが、ボトム部分、出入り口のメッシュなどに装備されています。天頂部分のベンチレーターは室内から開閉が可能です。
また、天井がツールームテントと違いかなり高いので、解放感もあり冬のキャンプは幕内で過ごすことが多いので、この解放感もポイントのひとつですね☆
そして大きいながらもワンポールなので設営が楽という最大のメリット!寒い時、時間をかけずに設営できるのは、嬉しいですね。
ピルツは、サイズが19になる前に23と大きいものがありましたが、区画サイトですと大きすぎて設営が厳しいことから廃盤になったそうです。
フリーサイトなどは積載など問題なければ、23で快適に過ごすのも素敵だった気もするので残念です(T_T)
商品仕様
重量:幕体/約14.7kg、ポール/約4.7kg
素材:フライ/ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、ポール/32mm径スチール(330cm4本継)
サイズ:横460cm×奥行460cm×高さ330cm、収納サイズ98×30×30cm
加工:テフロン加工、シームシール加工、UVカット加工
付属品:スチールピン、張出しポール(170cm)、張り綱、アイアンハンマー、収納袋
引用元:Amazon
※幕内でのストーブの使用が出来るというテントを紹介しましたが、喚起を怠ると一酸化炭素の危険がありますので、十分に注意して使用してください!!使用は自己責任でお願いします。
♣冬キャンプのテントの選び方のコツ♣
冬のキャンプのテント選びですが、何処を重視するか人それぞれかと思いますが、冬にキャンプをする場合の基本的な選び方をまとめてみました。
•オールシーズン対応可能なテント又は、2つ持ちの冬のみ使用で選ぶか
•テント裾が長いものとベンチレーションが備わっているテント
•ワンポール型のテントは天井部分にベンチレーションがあるか
•家族構成(何人で使用するか)
•幕内で快適に過ごせるテントはどれか
•設営・撤収にかかる時間
•結露などでテントが濡れるので、乾きの良さなど素材も重視
※ランドロックなどサイトによっては大きすぎてうまく設営が出来ない場合もあるので、キャンプ場にあらかじめサイトの広さを確認しておけば、安心です。
♣防寒対策♣
冬におすすめのテントをご紹介しましたが、寒さを完全にテントだけではしのげないので、ストーブ意外にも、防寒対策はきちんとして冬のキャンプを楽しみましょう!
冬のキャンプの持ち物の記事でも書きましたが、電源サイトの場合はホットカーペットや電気ストーブ、電気毛布を併用し、マフラーやストール、インナーなどはヒートテックなど着用、帽子・耳当て・手袋・厚手のタイツ・靴下など寒さを和らげるようにしてくださいね。
また、寝るときはシュラフも冬に対応のシュラフや湯たんぽを入れて寒くて眠れなかったという事のないように。ホッカイロも忘れずに持って行って下さい!
靴は出来ればスノーブーツが雪が降っていなくても温かいのでおススメです!ズボンもデニムより裏起毛のズボンが良いですね。
大きいストーブを持っていけない方は、小さめガスストーブを二つ持っていくなどしてくださいね。
♣まとめ♣
春から秋と違って、冬のキャンプはまたいつものキャンプと一味違う魅力がありますね。快適に冬のキャンプを過ごせるように今回はテントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したほとんどのテントが、お値段が高いものですが後悔しないためにも良いものを選んでくださいね。ショールームや展示場などお近くにあれば実際見て決めるのが一番良いですね!少しでも参考になれば幸いです(^^♪